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こちらのページでは、カラダの基本的な仕組みについて説明しています。

カラダの不調に関する大まかな情報も記載していますが、
あなたのかかりつけ医や主治医などの診断・治療
および処方を妨げるものではありません。

施術についての情報は、かわむら整体院ホームページをご覧ください。

なお、かわむら整体院では、一切の医療行為はおこなっておりません。
ご了承ください。

はじめに

世界的なお金持ちが最も大事にしているもの

お金持ちと書きましたが
世界のトップアスリート、偉業を成し遂げているドクター、ハリウッドセレブ、大企業の経営者…

何らかのトップと呼ばれる人たちは、同じく共通して大事にしていること、

それは「食事」です。

たべもの

なぜか?

  • 優れた判断力
  • 生産性
  • 集中力

を発揮し続けるため
アタマとカラダとココロの機能の源となる「食事」をことのほか重視しています。

世界のトップと呼ばれる彼らが、最も重要視して実践している通りカラダに及ぼす影響は大きいのです。

ボクたちは、日々身体に不要なものを沢山摂取することで、人間本来の力を
発揮できないようになっています。

本来摂取すべきでない食物も、テレビのコマーシャルや、スーパーで普通に売られ

カラダによくないものでも、良いものとして売られているものもあります。

  • テレビでこう言っているから買ってみよう!
  • 今はやっているからやってみよう!

そのように妄信的に
信じ込んでいる状態が
一番危険です。

一番必要なのは

本当に正しい情報を見極め
しっかりと取り入れ
実践していくことです。

 

糖燃焼優先体質

食事の後の“あの”急に眠たくなる現象は、体内で
「シュガーバーニング現象」
というものが起こっているために引き起こされます。

「シュガーバーニング現象」とは

お米等の炭水化物を摂取すると、人は糖質が体内に入ったことでインスリンが一気に急上昇します。

しかし、インスリンは急上昇するとその後は急激な勢いで減っていきます。

この乱高下のことを「シュガーバーニング現象」といいます。

このシュガーバーニング現象が引き起こすもののひとつとして
「昼食を食べると眠くなる」
ということが起こっているのです。

また、シュガーバーニング現象は肥満の要因の一つでもあります。

インスリンが急上昇した後に急激に減ることで
「もっと糖質を取りたい・・・」
という悪循環につながっているからです。

甘いものを口にすると麻薬のように次々にほしくなったり癖になるのはこのためです。

糖質を摂取することで起こる、インスリンの乱高下は常に血糖値が上下しているために細胞に供給されるエネルギー源も安定しないので内臓の機能が安定しません。また、脳のエネルギーレベルも一定に保つことが出来ないので

  • 集中する
  • 記憶する
  • 考える

といった脳の機能も一定に保つことが出来ないのです。脳や身体の機能を一定に保つことが出来ないため、発揮されるはずの本来のパフォーマンスが発揮されず身体の状態も不安定かつ無防備なため非常に危険な状態といえます。

また、今まで糖質は人を動かすエネルギーとして重要なものだと一般に浸透していました。しかし、その常識は今変わりつつあります。

 

脂肪燃焼体質

糖質がいけないならエネルギー源を糖質以外の“何か”から摂取しなければなりません。
この答えは「脂質」です。
そして、この「脂質」を燃焼してエネルギーに変える現象を
「ファットバーニング現象」
といいます。

ボクたちが本来エネルギー源とするべきなのは糖質ではなく脂質です。

なぜなら、

ボクたち人類は過去400万年もの間、飢えと戦うために脂質をエネルギー源に生きてきたからです。
穀物を栽培し、穀物の糖質からエネルギーを得るようになったのはつい1万年前のこと。
それ以前の399万年は脂質を中心に燃やして生きてきたのです。
つまり、ボクたちのカラダはもともと脂質を燃やしてエネルギーに変える
「ファットバーニング」に合わせて作られているということです。

人間の身体には「糖質」と「脂質」という2つの燃料タンクがあります。
「糖質」のタンクは燃料をすぐに取り出せるというメリットはあるのですが、最大で約2000Kcalしか蓄えられません。
人間は1日の活動で使用する燃料は約1500〜2000kcal。
運動量の多い仕事をされている人であれば数千kcalをあっという間に使ってしまうのですぐに空になってしまいます。
しかし、「脂質」のタンクは20倍近くの大きさ約4万Kcalもの燃料を蓄えられます。

これだけでも本来人間の構造上どちらを重要視しているか分かっていただけると思います。

 

普段から糖質を摂取して「シュガーバーニング」が癖になっていた場合毎日の摂取カロリーがそのままその日のエネルギーとしてほとんどすべてが使われてしまいます。

すると、エネルギーが足りず

  • 疲れた…
  • なんだか元気がない
  • カラダが重たい

という状態に陥ります。

逆にファットバーニング現象の癖がついていた場合は、最大40000Kcalものエネルギーが潤沢にありますのでエネルギー切れはなかなか起きず、長時間仕事をしたとしても疲れが起きにくいのです。

そうです。

ボクたちのカラダは安定的にエネルギーに変換できなおかつ、すぐにエネルギー切れも起こさない「ファットバーニング」の体質に改善することで本来のパフォーマンスを引き出すことが可能なのです。

 

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脂質に対する誤解

ファットバーニング体質になるには

ファットバーニング現象を起こすためには良質なアブラを摂取していくことが重要になります。

「アブラを沢山摂取したら太るんじゃないの?」
と思われるかもしれません。

精肉いらすと素材集

一般的にボクたちは

  • アブラは健康に良くない
  • アブラは太る

という先入観があります。

どちらかというとお米等の糖質の取り過ぎよりも、脂質の取り過ぎの方が体には悪い…
というイメージを持っていませんか?

実は…

良質なアブラ、つまり脂質こそ私たちを健康にし、疲れもなくハイパフォーマンスでクリアな頭脳を発揮させる唯一のエネルギー源なのです。

 

脂質について

初めに解いておきたい最大の誤解があります。それは、アブラを摂取すると
「太る」
ということについての誤解です。

アブラは非常に高カロリーな栄養素です。

あなたがダイエットをしたことがあるならば、一番避けたいものだと思います。
しかし、最近の研究ではカロリーが体重の増減にほとんど関係しないことがわかっています。

本当の原因は「炭水化物」と「砂糖」です。

人間の身体につく「体脂肪」は大きく分けて2種類の工程で出来上がります。

ひとつ目の工程

炭水化物や砂糖を摂取しそれらが余った場合

炭水化物や砂糖を摂取すると一気にグルコースというものに変化します。
すると体内ではインスリンというトラックに
「グルコースが来たぞ!各担当(細胞)に送れー!!」
と命令を出し、緊急出動させます。
すると、インスリンという名のトラックがグルコースを積んで各細胞に届けようとするのですが各細胞の倉庫にも限界があり積み荷(グルコース)を積んだトラックが行く先がないまま、血液中をうろうろすることになります。
※ この状態が高血糖の状態です。
しかし、トラックも荷物を積んだままうろうろし続けるわけにはいきません。
その余った積み荷を降ろす、最終基地が「脂肪細胞」と呼ばれる場所です。
脂肪細胞は余った積み荷(グルコース)を回収すると、脂肪酸というものに変え
「体脂肪」
として、あなたの身体に蓄積していくのです。

これが一つ目の体脂肪が出来る工程です。

ふたつ目の工程

脂質と炭水化物を両方を摂取した場合

ここが非常に重要なポイントなのですが

脂質は本来、炭水化物(糖質)という添加物がなければ
脂肪酸=体脂肪に変化することはありません。
つまり
脂質が脂肪酸(体脂肪)に変化するためには
必ず、炭水化物(糖質)という添加物が必要なのです。

炭水化物や砂糖等の“糖質”はグルコースになり、余ると体脂肪として蓄えられるので太ります。
でも、脂質は炭水化物なしに体脂肪になることが出来ません。

  • 炭水化物や砂糖(糖質) ⇒ 太る
  • 脂質 + 炭水化物や砂糖(糖質) ⇒ 太る
  • 脂質のみ ⇒ 太らない

油であげたドーナッツや揚げパンがなぜ太るかお分かりいただけたでしょうか?
高カロリーだから太るのではありません。

本当に重要なことは別のことだったのです。

脂肪酸=体脂肪は私たちが糖質を大量に摂取する生活を送っているため豊富に体内に供給され、どんどん蓄積されます。
しかし、ボクたちのカラダが脂質の燃料タンクを優先的にどんどん使う
「ファットバーニング」
の状態になっていれば体脂肪がたまり続けるということはありません。

何を食べるか?

現代人の大多数の方に圧倒的に不足しているものは
「良質なアブラ」です。

シュガーバーニングの体質から良質なアブラを積極的に取り入れることでファットバーニングの体質に変えていくことがたいせつです。

では、ただやみくもにアブラを摂取すればよいかといえばそういうわけではありません。

アブラには大きく分けて2つのアブラがあります。

1つは摂取すべき「良質なアブラ」
もう一つは減らすべき「悪いアブラ」です。

アブラの種類について

アブラには飽和脂肪酸といわれるものと不飽和脂肪酸といわれるものがあります。

飽和脂肪酸とは常温で固形になるアブラで
ギーやバター、ラード、肉の脂身など
主に動物性のアブラが該当します。

不飽和脂肪酸は常温では液体になるアブラです。
植物性のアブラや魚のアブラがこちらに該当します。

更に不飽和脂肪酸はその化学構造によって
一価不飽和脂肪酸(オメガ9)と
多価不飽和脂肪酸(オメガ6、オメガ3)に分かれます。

これらのアブラのうち多価不飽和脂肪酸のオメガ6とオメガ3は人間のカラダの中だけでは作ることが出来ないので、食べ物から必ず摂取する必要があります。
その為“必須脂肪酸”と呼ばれています。

アブラの中でも特に重要なのがこの多価不飽和脂肪酸のオメガ6とオメガ3です。

 

  • 飽和脂肪酸 ⇒ ギー、バター、ラード、脂身、ココナッツオイル等
  • 不飽和脂肪酸 一価不和脂肪酸
    • オメガ9 ⇒ オリーブオイル、サラダ油、キャノーラ油、パーム油などの不飽和脂肪酸 多価不飽和脂肪酸
    • オメガ6 ⇒ 紅花油、ひまわり油、ごま油、グレープシードオイルなどの不飽和脂肪酸 多価不飽和脂肪酸
    • オメガ3 ⇒ 亜麻仁油、えごま油、ヘンプシードオイル、魚の油など

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アブラのとり方

食事でのみ体内に取り込める必須脂肪酸といわれるオメガ6とオメガ3を
オメガ6:オメガ3=4:1
で摂取することが最も良いといわれていますが、現代の食生活では
オメガ6:オメガ3 = 40:1
と、どうしても極端にオメガ6に偏りやすい傾向にあります。

オメガ6に偏った食事をとっていると、体内でアレルギーを促進したり血栓を作ったり、体内に炎症が起きたりします

どんなものも摂取しすぎて偏り過ぎるとカラダに悪影響をもたらします。
ですので、ボクたちが食事から必須脂肪酸を摂取する場合は、オメガ6を控えめにオメガ3を積極的にとる意識が必要です。

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悪いアブラについて

悪いアブラとはいったいどんなアブラなのか?
筆頭に挙げられるのは
「トランス脂肪酸」
と呼ばれるアブラです。

トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種に分類される、非常に毒性が強く危険なアブラです。
自然界にもごく微量に存在が確認されていますが毒性が強いものはほとんどが加工や加熱など人工的に手を加えたときに生まれます。

トランス脂肪酸には細胞を攻撃する毒性があり、身体の中に一度入るとその毒が消えるまでに240日かかります。
要するに1度摂取すれば8か月は体内に残ってしまうのです。
そして、このトランス脂肪酸の毒にさらされると細胞膜が固くなりガンや動脈硬化、心臓病などの病気を引き起こす非常に危険なアブラです。

「トランス脂肪酸…私はそんな難しそうなもの口にしてないよ」

実は、日本の食事にはこのトランス脂肪酸を様々なところで摂取する機会があります。

トランス脂肪酸はもともと「不飽和脂肪酸」(常温で液体のアブラ)が変化をしたものです。

ある一定の温度以上で加熱したり加工したときに、本来大丈夫なはずのアブラが危険なアブラへと変化しているのです。

トランス脂肪酸が生じる主な条件は下記のような場合があります。

1. 液体のアブラ(植物油等)に水素を添加して硬化させ固形にする場合
2. 液体のアブラ(植物油等)を高温であげたり、いためたりする場合

1.のケースに該当するのがマーガリンとショートニングです。
これらはバターの代用品として植物油を加工し、非常に安価で作れるため広く普及していますがその分知らないうちに大量のトランス脂肪酸を摂取している場合があります。

2.の例に挙げられるのが高温で調理された揚げ物です。

例えば「天ぷら」

特にレストランに行ったとき。植物油を使用して、高温であげた天ぷらを食べるときなど非常に注意が必要です。

揚げ物を使用している飲食店の場合、使っている揚げ物用のアブラのトランス脂肪酸は25%が上限値といわれていますがどのようなアブラを使用しているか知りようがありません。

おそらくどんないいレストランに行ったとしても10〜20%はトランス脂肪酸に変化しています。

他にも身近なものにホットケーキミックスやご自宅のキャノーラ油等も加熱してトランス脂肪酸に変化するものとして挙げられます。

うっかりトランス脂肪酸を取ってしまわないために

1. 液体のアブラ(植物油等)に水素を添加して硬化させ固形にする場合
2. 液体のアブラ(植物油等)を高温であげたり、いためたりする場合

をしっかり意識して、摂取するものにトランス脂肪酸に変化するものが入っていないかをしっかりと確認しましょう。

 

自分の身は自分で守れるために

例えば、農林水産省のホームページでは身近な食べ物にどれくらいのトランス脂肪酸が含まれるのか目安を表示した表が公開されています。

まずはこちらを参考にするのが分かりやすく、早いと思います。
⇒ http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_kihon/content.html

この中を見ると

  • クロワッサン
  • 味付けしたポップコーン
  • ビスケットやクッキー
  • ハヤシライスのルー

等に特に多くのトランス脂肪酸が含まれていると書かれています。

また、高温でアブラを加熱する「揚げ物類」もトランス脂肪酸を多く発生させる可能性が非常に高い調理法を使用していますので出来る限り避けたほうが良いでしょう。

もし、揚げ物や炒め物が食べたくなった場合は、トランス脂肪酸に変化しないアブラを使用しましょう。

つぎのアブラです。

飽和脂肪酸 ⇒ ギー、バター、ラード、脂身、ココナッツオイル等

 

便利なアブラ

食品業界ではトランス脂肪酸の危険性が広く浸透したために「便利なアブラ」が
使われだしています。

「多価不飽和脂肪酸」と「水素化したアブラ」を混ぜ合わせた人工的に作ったアブラなのですがこちらはトランス脂肪酸よりも更に危険だと指摘があります。

これらを含めたサラダ油、キャノーラ油等「加工されたアブラ」の平均的な加工工程は次のようになっています。

  1. 種、実、豆を洗う
  2. 押しつぶす、すりつぶす
  3. 溶剤に浸す(炭化水素剤)
  4. 個体を除去(約150℃で沸騰させる)
  5. ガム質を混ぜるために水を混ぜる
  6. アルカリ(排水クリーナーに使われる灰汁のようなもの)を加える
  7. 粒子を除去するために高速回転
  8. 110℃で漂白
  9. フィルターにかける
  10. 230℃で蒸し、脱臭
  11. 冷やしてフィルターにかける
  12. 保存剤と泡止め剤(シリコン)を加える
  13. 包装

このように売り場に並ぶまでの製造過程は、毒性の強い化学溶剤を大量に使用し
最後はブリーチ(漂白)までしているものもあります。

このような毒性の強いものが体内に入るのですから、もちろんカラダの中では
炎症が起こります。

化学的な加工を施せば施すほど自然な状態からは遠のいていきます。

オリーブオイルやココナッツオイルは、実から油を搾った後に加熱や加工をせずにそのまま製品化しますので、比較的手が加えられていない良いアブラになります。

このように出来る限り手が加えられていないアブラを摂取していきましょう。

 

GMO(遺伝子組み換え作物)を原料にしたアブラ

GMOを分かりやすくご説明すると遺伝子に手を加え、構造を変えてしまった作物のことです。

GMOが最も浸透しているのはコーンの栽培です。

GMOのコーンは非常に安価で大量に供給できるので広く次のような食品に普及しています。

  • コーンシロップ
  • コーンフレーク
  • コーンフラワー
  • コーンスターチ
  • コーン油
  • ポップコーン…

また、その他の多くの食材や家畜の飼料がありますし、最近ではコーンだけでなく大豆やサトウキビ、ジャガイモ等もGMOの品種が登場しています。

日本ではよく「遺伝子組み換えではない」という表記が見られますが、逆を言えばその表示がなければすべてGMOだと考えておかしくないでしょう。

 

具体的にどんなものを食べればよいのか

オススメ食品は下記になります。

タンパク質

  • 低水銀の魚(アジ、イワシ、サバ、サンマ、サーモン等)
  • チーズ
  • 牛肉
  • 鶏肉
  • ラム肉
  • 鹿肉
  • 狩猟鶏肉(キジ、カモ等)

備考:グラスフェッド(放牧で飼育された動物)放し飼い、平飼い、ホルモン無添加などで出来る限り自然の状態に近いものを選びます。

魚の方が取りやすいと思いますが出来れば、養殖や大西洋のものは避けましょう。

脂質

  • チーズ
  • 生のナッツと種(アーモンド、カシューナッツ、亜麻、麻、ピーカン、松の実、マカダミア、ゴマ、ひまわり、クルミ等)
  • グラスフェッドの肉
  • アボカド
  • ココナッツミルク
  • グラスフェッドの牛乳(低脂肪乳ではない)
  • グラスフェッドのヨーグルト(低脂肪乳ではない)
  • 青魚(アジ、イワシ、サバ等)

備考:腹部の膨満、消化不良、ガスを防ぐには単純なたんぱく質と炭水化物の組み合わせ(ステーキ&ポテト、ソーセージ&パン)を避けるといいです。
こちらも出来る限り自然に近いものを選びます。

良いアブラ

  • ギー、グラスフェッドバター(飽和脂肪酸)
  • バージンココナッツオイル、MCTオイル(飽和脂肪酸)
  • エクストラバージンオリーブオイル(不飽和脂肪酸・オメガ9)
  • 亜麻仁油、ヘンプシードオイル(不飽和脂肪酸・オメガ6&3)

備考:飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸(オメガ9・6・3)を特定の種類に偏らないようにバランスよくとりましょう。
またこの際に飽和脂肪酸は火を通さないように必ず注意してください。

摂取量は一回の食事につき大さじ1〜2が目安です。

食物繊維

【 複合糖質 】※ 食物繊維が多い野菜

  • ルッコラ
  • アスパラガス
  • タケノコ
  • もやし
  • ピーマン
  • ソラマメ
  • ブロッコリー
  • キャベツ、芽キャベツ
  • カリフラワー
  • セロリ
  • コリアンダー
  • きゅうり
  • なす
  • にんにく
  • ショウガ
  • いんげん
  • ケール
  • レタス
  • マッシュルーム
  • たまねぎ
  • パセリ
  • ラディッシュ
  • さやえんどう
  • ほうれん草
  • クレソン

備考:脂肪燃焼を促進するいい炭水化物なので沢山摂取してもかまいません。栄養素が高いだけでなく他の悪い食べ物の代わりにこれらを食べるようにすると体調を整えるプロセスを加速してくれます。

やさい

【 でんぷん質 】※ 食物繊維が多い野菜

  • 豆類(小豆、黒豆、ひよこまめインゲン豆、緑豆等)
  • アーティチョーク
  • オクラ
  • かぼちゃ
  • カブ

備考:でんぷん質の多い野菜はほどほどに食べることをお勧めします。
1回に1/2カップ程度を週に2回から3回が目安です。

【 果物 】

  • ベリー類(ブラックベリー、ブルーベリー、いちご等)

備考:ゴールは出来るだけ糖質の摂取を抑えながらエネルギーを発揮することにあるため、ベリー類だけを適度に食べることだけをお勧めします。
1回に1カップ、週に2回から3回程度を目安として、摂取してみてください。
血糖への影響を減らすことで日中のエネルギーが急激に落ちることがなくなり、脂肪燃焼を促進してくれるカラダになります。

 

体質改善の移行方法

シュガーバーニングからファットバーニングに移行していくときにより効果的な方法があります。

それは

21日間で行う「プチ断食」です。

断食というと非常に難しそうだったり苦しそうなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、普段の生活を送りながら無理なく実践できますのでご安心ください。

 

プチ断食の方法

8時間以内に1日の食事を全て終えてしまい、後の16時間は何も食べないという短時間の断食を継続して21日間行うものです。

ずっと何も食べてはいけないというものではありません。

また、毎日エネルギーをしっかりと取っていきますので、筋力の衰えの心配もありません。
プチ断食の基本的な方法は下記になります。

  1. 8時間以内に3食(糖質控えめ、脂質多め)を摂取
  2. 残り16時間はお水とお茶以外は食べません。
  3. 上記のルールで21日間継続して行います。

プチ断食の期間中は出来る限り糖質をさけ、「良いアブラ」を沢山摂取することを心がけてください。

 

プチ断食のメリット

1つ目はカラダが本来自然なあり方である「ファットバーニング」の体質に戻るのを促進する効果があります。

2つ目はインスリンに対する感受性が非常に強くなるため、糖質の代謝をより早く促進してくれる効果があります。

3つ目は本来の人間に備わっている「自分がどれくらい満腹か?」という感覚に対して敏感になることが出来るためです。

1つ目のメリット

「ファットバーニング」こそが人間本来のエネルギーシステムです。

このシステムに戻ることが出来れば、もともと備えているはずのパフォーマンスを発揮しより健康的に過ごすことが出来ます。
もちろん脳のパフォーマンスも飛躍的に改善しますのでベストなコンディションで日々過ごすことが可能となります。

 

2つ目のメリット

例えば糖質が体内に入ってきた場合、インスリンというトラックが緊急出動して糖質を細胞に運びます。
しかし、「シュガーバーニング」の体質になっていると、自分のカラダが潜在的に糖質を欲してしまうので常に糖質を取り続け、インスリンのトラックが出動し続ける状態になります。
そうなると各細胞はそれぞれの倉庫が一杯になり、糖質を受け取らなくなります。細胞は糖質を受け取らないので行き場をなくした糖質は炎症を起こしたり、肥満になったり、糖尿病を招きます。
16時間の短いプチ断食をすればその間は糖質を含め、体内に栄養素が入らないので、インスリンのトラックはやがて消えていきます。
そして、糖質が「いつくるか?」をカラダが待ち受けるようになるので「インスリンに対する感覚」が非常に研ぎ澄まされ、鋭くなるのです。
この状態になると血糖値も適性を安定して維持し、糖質が多すぎることにより引き起こされる様々な弊害がなくなります。

 

3つ目のメリット

脂肪細胞から分泌される「レプチン」というものはカラダに「満腹だから食べるのをやめなさい」という命令を出すホルモンです。
しかし、糖質が多くなり過ぎるとレプチンの働きが抑えられるので満腹になったかどうかが感覚が鈍ってしまいます。
そのため、どれだけ食べてもなかなかお腹がいっぱいにならずどんどん食べ物を食べてしまうのです。
プチ断食を行うと糖質が16時間は体内に入らないため、このレプチンの分泌が阻害されず、満腹になったかどうかがしっかりと認識できるようになるためむやみに食べ過ぎてしまうライフスタイルを改善することが出来ます。

 

理想的な生活のために

これまで、健康的な生活を送るための食事についてお話しさせていただきました。しかし、本来は「食事だけ」に重点を置き考えるのではなく、それ以上にたくさんの「習慣」が入り乱れる形で作用しているのです。

実際に健康で、かつ長寿を楽しんでいる人たちが世界中にいます。

かれらの特徴は、食事はもちろんですが、その生活習慣にあります。

それは
第1に、日常的に適度にカラダを動かすこと。

第2に、瞑想などで、定期的にココロを解放すること、そして、人生で生まれてきた意味を知ること。

第3に、食事は腹八分を心がけ、オーガニックなローフードをとること、たまには少しのお酒を楽しむこと。

第4は、仲間と過ごすこと、精神的なスピリチュアルな支えを持つこと、そして、愛する人と過ごすこと。

です。

「疲れにくく、病気を寄せつけず、太らず、若々しく、しかも脳がいつまでもクリアに機能する人生を手に入れたい」

と思うのであれば、今からすべきことは非常に明確です。

まずは、常に最新の「正しい情報」にアクセスすることを怠らず、しっかりと分析し、具体的なデータに基づいた健康戦略を立てることが重要です。

例えば、ボクたちは日々、食事や身体接触によって、毒素が体内に入りこんでいます。そして、それらはカラダの内側から知らない間に炎症を引き起こしているのです。
この炎症を定期的なデトックスやクレンジングを行うことで取り除く必要があります。
また、正しい知識を持って、自分自身のカラダにあった無理のない栄養戦略を立て、本来あるべき正しい栄養補給を行うことで、エネルギッシュで健やかな生活を手に入れることが出来ます。
そして、心身を健やかに保つための睡眠戦略や、ストレスマネジメント、適切な量のエクササイズを行い、自分のカラダを最適な状態にするために調整していきます。

いちど、生活を見直してみませんか?

あなたの健康のために、かわむら整体院と一緒に取り組んでいきませんか?

施術については、かわむら整体院ホームページをご覧ください。